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みなさんは、「しゃこ」と「シャク」をご存知でしょうか?
関東の方は、シャクを食べる習慣がないので、ほとんどの方が食べたことも、見たことも無いと思います。
九州の方は、「シャク」・「しゃこ」を同じものだと思ってる方が、多いと思います。
その?を『江戸前 金寿司』がお教えします!!!
O(≧▽≦)O ワーイ♪
まずは、「シャク」・・・正式名称は『アナジャコ』である!
地方名で、マジャク・ドロジャクなどと呼ぶ地域があります。
(o^∇^o)ノ シャクは、シャコに似ているがヤドカリの仲間になり、まったくの別物です!
『シャクの美味しい食べ方』
揚げ物にすると、皮まで美味しく食べれて、生で食べるなら「シャク味噌」が酒のつまみとして喜ばれます。
*「シャク味噌」の作り方は、またの機会に載せようと思いますので、ご了承ください。
( ̄O ̄)パクッ…(((( ̄* ̄)ンンンン……( ̄~ ̄)モギュモギュ…
『シャクの捕まえ方』
マジャクの釣り方は鍬で砂を少し掘り返し毛筆を巣穴に差し込み、マジャクが筆を押し上げてきたところを釣り上げる有明海の伝統漁法です。
*これは、巣穴の中に入ってきたゴミや敵を外に押し出す性質を利用してるのである。
『シャクの住まいと食文化』
北海道から九州までの干潟、川の河口などに棲息しているみたいだが、「シャク」を食すと言う文化は(瀬戸内海、有明海の周辺)九州ならではである!!!
キャー!ビックリ!! (*゚ロ゚)ノミ☆(;>_<) バシバシ
次は、「シャコ」・・・正式名称『蝦蛄(しゃこ)』
地方では、シャッパ・カマジャク・アラジャクなどと呼ばれています。
『名前の由来』
江戸時代はシャクナギ(シャクナゲ)と言われていたそうで、淡い灰褐色の殻を茹でた時、紫褐色に変わり、それがシャクナゲの花の色に似ていたところから付けられた名である。
シャクナゲを石楠花また石花とも書きシャクカがなまってシャコと呼ばれるようになった。
英名 Mantis shrimp (捕脚がカマキリに似ている意)
『シャコの住まい』
シャコは北海道より南の浅海に棲息していて、砂や泥の海底に穴を掘り巣を作って生活しています。瀬戸内海や、有明海が主産地、また江戸前寿司のネタとしては、古くから東京湾の小柴のシャコが有名
*特に仙台湾・東京湾・瀬戸内海・姫路・赤穂産などは名高い。
『シャコの仲間』
エビ・カニ類の仲間!
しかし、「シャコ科」の甲殻類なのですが、基本的にはエビとは別な生き物なのだそうです。
『シャコの秘密』
生きているうちに、すぐ茹でないと身が解けて殻だけになり、食べるところがなくなる。これはシャコなど甲殻類は一生のうち何度も脱皮するので、自分の身を消化する自己消化酵素を多く含んでいるためで、死ぬとじきに身が消化されてしまう。
∑( ̄ロ ̄|||)なんとま~!?
『超希少!!!シャコの爪』
シャコの鎌状の大きな捕脚(カマキリに似た)であるハサミの身肉のことで、米粒よりやや大きい程度。
それも一匹から二個しか取れないから、小皿に一杯分ともなればシャコ何十匹にもなる
。カ二のはさみの肉に似ており、酢の物やサラダに向いているが、ワサビ醤油でも酒の肴に絶好である。
『旨い!!!カツブシ入り』
身内の中央部に棒状に入っている卵のことをカツブシと呼ぶ。色は朱色である。このカツブシ入りの頃が旬でもある。
ちなみに、シャコを食うのは日本人(一部のアジア人も)とイタリヤ人だけだそうだ。
『おそるべしシャコ』
するどく重装備の胸脚を使って貝の殻を砕き、カニの甲羅も裂いてその身を食べ尽くすといわれているほど。肉食の、鋭い攻撃力を持った甲殻類シャコは、網に掛かった魚も食べてしまうと言われ「海の掃除屋」という異名を持つのです。
おそるべし・・・シャコ( ̄ω ̄;)!!
似ているけれど、全く違う二つ!!!
『簡単な見分け方』
殻が固いのが『シャコ』、柔らかいのが『シャク』
湯がくと、紫褐色になるのが『シャコ』、赤くなるのが、『シャク』です。
とまぁーこんな感じです。
ここまでの長文を読んでくれた方は、よほどの暇人か、よほどの魚好きでしょう! d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ
また、呼んでくださいね!!! ばいばい(⌒ー⌒)ノ~~~
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